北朝鮮問題

一触即発に見えた北朝鮮問題だが今考えるとある筋道が見える。勿論緊張状態にあることには変わりないが・・・。しりあに巡航ミサイルミサイルを撃ち込んだ日、トランプは習近平と会談をしている。いくつかの軍事作戦の了解をとったはずだ。そして北朝鮮に圧力をかけるよう要請をした。中国はあからさまにはアメリカを非難しなかった。見返りは何だったのか。経済問題だったのだろう。以前トランプは中国を為替操作国と呼んでいた。巨額の貿易赤字を抱えているからだ。ごく最近為替操作国という表現が紙面から消えている。アメリカとチキンレースをしながら北朝鮮は考えたはずである。人民に虚勢を張りつつ、アメリカと中国に少し反省しているメッセージを出す方法を。それが最後に失敗したミサイルを旧型にしておくという選択しではなかったのか。アメリカは原子力空母ゆっくり航行させ北朝鮮に頭を冷やさせている。次のメッセージを待っていたらペンス副大統領が日本に到着するその日に「拉致問題はもう存在しない」と言ってきた。