斎藤知事の面の皮

100条委員会は議会による調査である。いわば同僚による調査の為「…の可能性はある」など語尾に今後の人間関係も考慮した苦渋の選択が垣間見える。斎藤知事も「…の可能性があるならばない可能性もある・・」それも一つの見解であるとしながらもムーディ勝山の様に右から左へ受け流す。斎藤知事は弁護士が委員の第三者委員会の設置には消極的だった。だが100条委員会の調査が進むと第三者委員会調査を待つと言い出した。弁護士による調査には理念に「疑わしきは罰せず」という理念がある。斎藤知事はかわし切れると見たのではないか。個別の案件に対し見解が述べられているが阪神優勝パレード献金に関しては贈収賄の事件性はないなど斎藤知事に有利な認識も示されている。この勧告も法的拘束力はない。それを見越した斎藤知事は今度は勧告を重く受け止めるが司法の判断を待ちたいと言い出した。だが法に触れなければ何をしてもいいのかという倫理の問題がある。第三者委員会も斎藤知事のパワハラを認定し犯人探しとパソコン押収も交易通報保護法に違反する可能性が高く元県民局長への処分も無効だとした。元県民局長を貶める発言を撤回し辞職するのが常識人のすべき行動と考える。フェイクファシズムを許してはいけない