熱血lazy9days

9日間一人で投げぬいた甲子園球児の思いと似ている。さすがにちょっと疲れた。長丁場なので酒は自制して飲んでいたが毎日熱い演奏を聴くと神経が高ぶってよく寝られない。年を取るとだんだん目が覚めるのが早くなるものであるが今回も寝不足が祟り一日だけ貧血状態になって視界が狭くなったことがあった。ともかく20周年記念ライブが終わった。万感の思いというころまでは行っていないがここ数年の目標地点までは何とか到達した。メインの木金土が満席にならなければ進退を考えようと思っていた。僕の考えたブックキングを受けてくれるミュージシャンがいてその企画を支えてくれるお客さんがまだいるという喜び・・・。これは薬物依存症に近い。個別のライブについても山ほど言いたいことはあるがこの場では控える。露払い的なライブをやってくれた札幌のミュージシャン、サイコロを振って決めたのかという組み合わせを物ともせず僕の想像したクオリティをはるかに超えるレベルの演奏を聴かせてくれた四人、忙しい時期に複数回足を運んでくれたお客さん・・・すべてにお礼の言葉を述べたい。・・・・ありがとうございました。重ねて過分なお祝いの品、お礼申し上げたい。
最終日翌日。甲子園児が球場の砂を持ち帰るように。あるいは1969年のウッドストック最終日、ジミヘンの星条旗よ永遠なれが流れる中ゴミを片付ける主催者のように頂いた日本酒の空ビンを持ち帰った。