米の価格が依然高止まりのままであり政府の備蓄米の放出も焼け石に水である。減反政策による絶対量そのものが足りないと言う事は分かってきている。これを支えてきたのは農水省、農水族議員、農協の鉄壁な癒着トライアングルである。以前小泉進次郎は農水部会に所属していてここにメスを入れようとしてすっかり牙を抜かれてしまった。族議員は農協に有利な法案を提出し選挙の票をもらう。農水省は食の供給を握ることにより強大な権力を握る。現在の影の総理森山幹事長も農水族である。ここで単純な疑問が湧く。森山幹事長は何故小泉進次郎の農水大臣への抜擢を認めたのであろうか。小泉大臣は米の随意契約を導入し5k、2000円台にすると豪語している。随意契約には大手の流通企業が手を上げ予定量の契約がすぐまとまってしまった。一部の大都市の一部の小売店では安いコメが出回るであろうが全国的に尚且つ長期的に価格が下がるとは到底思えない。人気の小泉進次郎を担ぎ出し一次的でも米価が下がれば参院選挙に有利に働くとの目算か・・・そうであれば森山幹事長の人事も納得できる。だがここにもっと壮大な陰謀説がある。進次郎の親小泉純一郎はごり押しをし郵政民営化を実現した。一番の目的は郵貯の資金をアメリカの為にウオール街に突っ込むことである。進次郎の役目はどうせ足りないコメならトランプに媚びうるためにもアメリカからの輸入を増やし農協も解体し農林中金の金を親にならいウォール街に突っ込むことであるとするならばいかにも筋が通っているように思えてしまう。江藤前農水大臣の「米は買ったことがない」発言も絶妙のタイミングで誰かが筋書きを描いているのではないかと言う説もある。こうなるとディープステイトの神話と同様の話になる。
付記
小学生の時の給食はパンと脱脂粉乳であった。これは小麦の消費量を増やすためのアメリカの政策であった。どちらも不味かったのだけは覚えている。そういえば米を食べると馬鹿になると言われたこともある。