補欠選挙雑感
衆議院の補欠選挙が4月25日に終わった。全国3地区自民党系議員の敗北であった。だが諸手を上げて喜べる内容でない。広島と北海道は贈収賄事件が絡んでいる選挙区である。これで負けたら選挙人を恨みたくなる。だが投票率が低すぎる。秋までにある本選挙では投票率が下がるほど組織票を持つ自民党が有利になる仕組みだ。オリンピックの高揚感やらワクチンの接種率の向上やら子供庁など百貨店のバーゲンの目玉商品のような物件を出して「お客様どうですか」と言ってくる手が見えている。あるいは「灯火管制」や「禁酒法」のようなあほな政策を連発して国民を呆れかえらせ投票率をより下げさせる戦術を併用してくるかもしれない。騙されてはいけない。ビーナスレーベルのようにエロいジャケットで内容スカスカなCDがあることを思い出したい。野党の共闘もいまいち上手くいっているようには思えない。何となく替わりがいないから・・・という理由で今の政権が居座る事だってあり得る。野党も仮想内閣など提案してはどうか。志位総理大臣、山本太郎財務大臣、蓮舫通産大臣、辻元清美官房長官、鈴木勲少子化対策担当大臣・・・何となく形が見えては来ないだろうか。
あすから時短になる前日の月曜日、消化試合の先発を仰せつかった投手のように半分義務感で店に来た。24条の交差点で落選した日本維新の候補がもう辻説法をしていた。3位の得票数だった。本選に向かってやる気満々である。こういう候補が危ない。維新は吉村大阪知事や橋本元代表のようにマスコミに出ずっぱりの人が多い。その知名度で何となく票が入ったりする。維新は自民党の補完政党に過ぎない。それも相当たちが悪い・・・・
とにかくこのコロナ対策を見ているだけでも政権を担当する能力は全くないと判る。鉄槌を下さなくてはならない。脱ぐんだか脱がないのだか分からない時間稼ぎのストリップを見ている様だ。