10月からインボイス制度が導入されようとしている。断固反対である。署名活動にも参加した。50万人の署名を岸田総理は受け取り拒否した。国民の声を聞く耳はないということを表明した。「聞く力」とは利権集団の声を聞くことであった。インボイス導入は実質上の増税である。我々のような零細事業者は有無を言わせず売り上げ分の消費税を納めなくてはならない。今までは我々が支払った消費税を懐に入れていたのでしょう・・・という人がいる。全くの濡れ衣である。消費税の納税義務は売り上げ業者であって消費者ではないという事は国会答弁でも裁判でも明らかになっている。消費税は預り金的性格を持つが預り金ではない。商品の対価である。スーパーで豆腐を買えば8%の消費税という印字がある。あれは何かということである。転嫁できる業者は8%乗せてもいいですよ・・という意味であそこまで販売価格なのである。lazyでは取ってもいないし払ってもいない。インボイス制度は輸出産業に有利に働くよう制度設計がされている。輸出の際、国際競争に勝ち抜くため免除されている。折からの円安でトヨタなどの輸出産業は史上最高益を出している。インボイス制度での増収見込みは2400億である。トヨタこそ益税の恩恵を受けているのではないのか。そこから捻出すれば事足りるのではないのか。また食いっぱぐれる何万人もの無名戦士の墓名碑が増えることになる。