1月5日ないよりましだとしか思われない被害者救済法が施行された。そして奈良地検は拘留期限の13日までに山上容疑者を起訴する方針を決めた。半年に及ぶ鑑定留置の末の事である。検察の思惑は推察の域でしかないが国会審議中は山上容疑者に発言の機会は与えない方針と思われる。取りあえず世論を鎮めるため何らかの救済法は臨時国会中に成立させなければならない。実際山上の様な二世信者を救える内容には程遠い法案である。その中心にいた人物がこともあろうか統一教会とズブズブの萩生田政調会長である。この人物文鮮明と韓鶴子の写真に最敬礼をし信者の前で「日本に神の国を作りましよう」と発言した張本人である。泥棒の取り締まりを泥棒にさせることに等しい。この類の人物がまだ何人も涼しい顔をして国会議員を続けていることがまずおかしい。
なぜこのような事件が起きたのか・・・。日本国内では珍しい銃撃と言う事もあって政治的テロという論調が有る。これは明らかに間違いである。統一教会に生活を滅茶苦茶にされた者の復讐劇である。裁判では情状酌量の余地がある。こういう発言をすると必ず「テロを許すのか」というクソリプが来る。この反社会的勢力を存在に目をつむるというより保護さえ与えてきた自民党は罪深い。
そして被害者救済に話が向かうと統一教会と自民党の関係の説明の部分が何処かに行ってしまった。何度でも言い続けなければならない。無関心の所に悪ははびこる。