5月18日、午後6時、ニュースを聞いていた。与党が検察庁法改正案を今国会での成立を諦めるとの朗報が入った。ネット上の500万を超える国民の声を無視できなくなったのだ。有名芸能人の投稿が呼び水になったのかもしれないが普段政治に無関心な若者層でも声を上げる動きが波及していった。内閣の不支持率が43%、支持率が32%。10%開くと政権運営に支障が出るという判断であって法案の趣旨を丁寧に説明するための方策では決してない。廃案になったわけではなく秋の臨時国会での成立を目指している。油断してはいけない。コロナ対策に集中しなければならない時にそれこそ不要不急の封案を急ぐのかと言うのが国民の声であった。逆説的な意味でコロナ禍に救われた形になった。押し出しともいえるし逆転満塁ホームランともいえる試合結果になった。
自分はジュラ紀の生まれでネット環境の知識には乏しいがコロナウイルス収束後の世界は音楽シーンも含めて今までとは違った地平になっていると想像される。
付記
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