It’s a wonderful world

今日はルイ・アームストロングの生誕120年に当たると言う。残念ながら素晴らしい世界には程遠い。
政府はとうとう「重症以外は自宅療養」と言う方針を打ち出した。定義上入院しない限り重症であるかどうかは分からない。だから重症者が入院できないと言う事はありえない。究極の詭弁である。見つからなければ浮気はないと言う論理とどっこいどっこいである。まずは自助、家族がいれば共助まで。一人者は先ずは自助、死ぬまで自助でさようならである。
これが医療崩壊でなくて何なんだ。
なぜ諸外国のようにコロナ専用の臨時病院を開設できないのか。2020年2月。中国は「軽症者の」隔離のために体育館を軽症専用の臨時病院として使い、軽症者からの拡大抑止に活用した。武漢での感染爆発をそれで防ぎ通常の市民生活を取り戻した。昨日新たに一人の感染者を確認した。重ねて言うがたった一人である。変異株の可能性があると言う事で全市民のPCR検査を実施すると言う事である。中国の政治体制に与するものではないが参考にできるものは取り入れるべきである。アメリカのニューヨーク州でもクオモ知事があっという間に必要ベッド数を確保して見せた。なぜ東京でできない。施設と予算を全部五輪に突っ込んで大博打を打っているからである。
にっちもサッチモ行かないこの状態は人災である。
付記
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