勝負
まくら話
「宇崎竜童と白鳳が相撲を取ったんだってどっちが勝った」
「そりゃ、白鳳だろう」
「突っ張って、宇崎竜童の勝ち」お後がよろしいようで~
「勝った負けたと~騒ぐじゃないぜ♫後の態度が大事だぜ~」と歌ったのはターチーこと水前寺清子である。あれっ・・チータの間違いである。ガースーの癖がこちらにも移ってきた。
勝負の3週間が終わった。年末年始の外出自粛要請が出たので完敗のはずである。だがそもそもこの勝負誰と誰の勝負であったのか。人類とウィルスの生き残りをかけた壮絶な戦いとは違う。経済成長率と感染者数の勝負なのか。いかに低額な給付金で国民を自粛させるゲームの参加者たちの勝負なのか良く分からない。
統計の取り方に問題があるにせよ、過去最大の感染者数になった。完敗である。ところが勝負している最中に銀座のステーキハウスで「腰の塩梅」を気にする人たちが「越しの寒梅」で乾杯していたらしい。
勝負の3週間で完敗したばかりなのに菅義偉首相は、12/21「ウイルスに打ち勝った証として来夏に東京五輪開催」と表明した。おいおいいつウィルスに勝ったんだよ・・・とツッコミを入れたくなる。希望的観測で発言するのは止めてほしい。開会式、閉会式の制作は電通が請け負っている。ここで中抜きされる金額を医療関係に回せば、どれだけの人を救えるか冷静に考えてみたい。
付記
無呼吸症候群と言う病名は知っていたが無顧客症候群(舌噛みそうになる)もある。時々罹患する。ワクチンは皆様の手中にある。トピック欄をご覧の上ご支援お願いいたします。