兵庫県知事選が混迷を深めている。まさか斎藤知事が復職するとは思いもよらなかった。立花孝志が当選を目的とする事無く立候補し斎藤元彦を側面から援助した。この行為自体が公職選挙法違反に該当するのではという議論がまずある。その事はさておく。選挙戦に入るとSNS上で立花の「斎藤氏は嵌められた」という切り取り動画が拡散されその再生回数1000万回を超える。風向きは大きく斎藤氏に傾く。斎藤氏の公式アカウントもある。これを管理していたのが折田楓社長である。立花の事が大きく取り上げられることに業を煮やしたのか自分がどれだけ斎藤氏のSNS情報の管理に心血を注いでいたのかを暴露してしまった。どうやら公職選挙法をよくご存じないようだ。限られた事務職員以外はすべてボランティアで運営しなくてはならない。全社員一丸となって一カ月半身を粉にして働いている姿がSNS上で見ることができる。これが全てボランティアだと考えるのには先ず無理がある。100歩譲ってボランティアだとすると別の嫌疑が掛かる。公職選挙法違反の何倍も重い贈収賄罪である。折田社長は兵庫県の公職を幾つも兼務している。見返り欲しさのボランティア行為と取られる可能性もある。どう転んでもアウトである。斎藤氏サイドは依頼したのは選挙ポスター関係だけで支払いも終わっておりその額71万としていつものように能面顔で蜥蜴の尻尾きりをしようとしている。テレビを中心とする大手メディアは全く機能していない。警察や検察が出てくる前に斎藤氏を辞任に追い込むべきである。折田氏はSNS情報をどんどん削除している。公権が入る前に証拠が隠滅される事も心配しなくてはならない。
いつも思う事であるが選挙に限らずSNS上には糞情報が溢れかえっている。最低それを見極める常識は身につけておきたい。糞情報に基づいた糞話に付き合わされるのが飲み屋の親父としては一番辛い。