5月7日韓国ソウルから50キロほどの距離にあるカピョンという街で統一教会の合同結婚式が行われた。突撃取材で有名な横田一のレポート動画を見た。ここには教団の関連施設が点在しており合同結婚式に合わせてお披露目された新たな施設「天苑宮」は白亜の宮殿を思わせる。トランプ元大統領が安倍総理の様にビデオで祝辞を送っている。総工費は500億ともいいわれている。この原資は日本信者の献金による。会場には何台ものバスの車列が並び結婚式に参加する男女がおりてくる。横田氏はインタビューを試みようとするが警備員に制止される。素朴な疑問が湧く。韓国では普通に活動しているのだ。昨年末今にも解散請求が出そうな勢いであった。文化庁は4度目の質問権を行使しているが最後の資料はレターパック1個で収まる量である。時間稼ぎをしている。解散請求をさせる気はない様に思われる。統一地方選挙時も人の気配を感づるとぴたっと泣き止むキリギリスの様に統一教会という言葉を聞かなくなった。マスコミも取り上げないので統一教会に支援を受けた人物が当選したのかどうかも分からない。今国会でいくつかの重要法案が審議されているがLGBT、夫婦別姓に関する法案が遅々として審議が進まないのは統一教会の家族観が色濃く反映している。記者会見に応じた元2世信者の小川さゆりさんの勇気を忘れたくない。