思い込み

毎朝8:00からNHKラジオでスッピンと言う番組をやっている。金曜日は高橋源一郎がパーソナリティで面白い本を紹介してくれるコーナーやら、マニアックな映画紹介、ゲストとの対談も面白いので早起きして聞いている。その時間は僕にとっては深夜なのでスイッチは入れたもののほとんど夢心地で聴いている日もある。今日もそうだった。この番組では毎日テーマがあってリスナーからの投稿を募集している。今日のテーマが「思い込み」
「あるある」というのがいくつかあった。
昔「巨人の星」という野球漫画があってテレビ化もされた。そのテーマソングが「思い込んだら、試練の道を・・・」で始まる。主役である星飛雄馬が重い鉄のローラーを曳いてグランドを整備している映像が流れている。
あのローラーのことを「コンダラ」と言うと思っていた人がいた。そうだよな『重い、コンダラ」の方が映像と合っている。僕も一時期そう思っていた。歌詞の「思い込み」は他にもあった。「シャボン玉」の投稿もあった。「シャボン玉飛んだ、屋根まで飛んだ・・・・」これを台風の様な暴風雨で屋根ごと飛ばされたと思っていた人がいた。これは凄い。シャボン玉など飛ばしていないで避難しなくてはならない。
この日の投稿にはなかったが「ふるさと」も誤解されやすい。「うさぎ追いし、かの山・・・・」が「うさぎ、美味しい」になるやつだ。兎を食すフランス人は特にそう思うと村上春樹がどこかで書いていた。
関連して僕のオリジナルを紹介する。大石学と言うピアニストがいる。先日もlazyで素晴らしい演奏を披露してくれた。演奏はリリカルでストイックであるが演奏が終わると駄洒落を連発したり熱く語りだしたり、ひょうきんなところもあるのであだ名は「ラビット大石」
「ウサギ大石。かの山・・・」