矢切の渡し

細川たかしの曲に「矢切の渡し」と言うのがあったが当時矢切と言う地名を知らなくて「やじりの私」とか「夜霧の私」とかの語感が連想されて変な曲だなあと思っていた。本当にどうでもいい話だが。
札幌に安倍元総理が遊説に来た時「安倍辞めろ」と野次を飛ばした聴衆がいた。「やじりの私」こと大杉雅栄さんである。暴動につながる危険行為とみなされ道警に排除された。その裁判が一昨日結審し原告側の全面勝訴となった。ヤジも表現の自由と認められちょっとだけほっとしている。もし演説していた人物が志位委員長だったとしたら「志位やめろ」と怒鳴っても何も起きなかったのではないかと思っている。特定の思想に対する言論統制に審判が下ったと言う事だ。日本のロシア化も今一歩のところで留まった。多くのメディアもいたはずだが無料チケットでjazzのコンサートを見に来た客の様に単なる傍観者であった。
60年安保闘争の頃、総理は安倍元総理の祖父岸信介であった。
「デモを鎮圧せよ」と命じられた当時の柏村信雄警察庁長官は「総理は姿勢を正すべき」と弾圧を拒否した。それにつづき全国都道府県警察本部長も「柏村を罷免するのであれば全員で辞職する」と打電した。弱った岸総理は自衛隊に派遣を要請したがそれも一蹴された。一総理が権力を使って自国民を弾圧しようとした時には警察幹部も防衛相もそれに抗う独立性を有していた。それぞれの省庁でいろいろ問題はあったと思うが日本が最低の良識を保ってこられた理由がそこにあると思う。
見たくもなかったが安倍元総理のツィッターが目に入った。ゼレンスキー大統領との2ショット写真が載っていた。空いた口が塞がらない。プーチンと27回会談して6年で200億もの経済協力金を渡しているのにだ。その一部はウクライナに侵攻する戦車代になったはずだ。外交音痴にも程がある。浅田美代子が「ソフィスケイテド・レディ」を歌った時より音痴だ。
アンチ・カリプソ
音痴・カリプソ
ウンチ・クソミソ
それほど酷い。