適材適所の裏側 その2

安倍内閣時代日本語が瓦解する音が聞こえた。大臣のスキャンダルが有って任命責任を問われたとき「適材適所と考えている」というどの料理にも使えるマジックスパイスの様なフレーズをよく聞くようになった。盛山正仁が文部科学大臣に任命された。盛山正仁は2016年灘中学が採用した歴史教科書に従軍慰安婦の記述があるとし政治的圧力をかけた人物である。就任の記者会見で「教員志望者減少への対処法」はと聞かれて「正直、名案はない」と答えた。その程度のビジョンしか持たない人間がそもそも大臣以来を受けるべきだはない。忘れ去られようとしていた統一教会問題が紙面で取り上げられるようになってきた。解散請求をいつ出すかと言う事である。選挙対策の起爆剤的に扱われているがこの所轄官庁は文科省である。盛山正仁は統一教会との関係が取りざたされていたことは忘れ去られようとしている。統一教会には間違ったメッセージを送ることになる。豚が肉屋の経営方針を決めるようなものである。