香典返し

今回のばらまき施策「18歳以下の子供に10万円」は5万円現金、後で5万円クーポン券と言う事らしい。二回に分けると事務手続き費用が倍かかる。クーポン券の印刷代も別途かかる。そもそも何故クーポン券なのか。税金は現金で納めているのだ。香典返しではないのだから海苔やクーポンで返すのは筋違いではないのか。タンス預金に回らないようにと言う事かもしれないがそれぐらい好きにさせてくれと言いたい。マルクスを出すまでもなく現金は商品であり無限に近い交換価値のあるクーポン券でもある。わざわざクーポン券印刷すると言う事は何か裏がありそうだと勘繰ってしまう。最初の10万円給付の時も「お肉券」「お魚券」の話も出た。あまりに露骨なので没になったが今回はより洗練されたビルエバンスの様なハーモニーでどこかの業種に有利になるような発券がされるのではないか。少なくとも事務作業の段階で中抜きがされるであろう。「デジタル田園都市国家構想実現会議」メンバーに又あの竹中平蔵氏が名を連ねているからだ。岸田総理は新自由主義から転換して新しい資本主義作ると豪語していたがふたを開けたらいつものⅡⅤフレーズであった。
付記
ギターリストの加藤崇之は安倍晋三元総理と同級生である。加藤にもう少し力があったら今回のクーポン券はジャズライブハウスだけしか使えない物になるよう圧力をかけてもらえるのだがと妄想してみるのである。来週は本山禎朗の一年の総決算の2daysがある。クーポン券の力を借りずに自助を試みるのである。ご支援をお願いしたい。