割りばし内閣

石破茂にはすっかり騙された。国家観の所から意見を異にするので積極的に支持をしたことはないがここ数人の首相よりは話が通じる人物として密かに期待していた。総裁選時には日米地位協定の改善、裏金議員の非公認など自民党支持でなくとも応援したくなる政策があった。所信表明演説を聴いた時それが全て幻想だと理解した。日米地位協定改善については一言も触れていない。沖縄県民に一途の希望を与えただけ罪が重い。12月に廃止される紙保険証については予定通り作業を進める。裏金議員の公認問題については全員非公認で選挙で信任されたとしたら復党もやもなしが原則の考え方である。あるところで線引きがされるされるで有ろうとは思っていたが比例復活も含めたうえでの公認であると朝日新聞にすっぱ抜かれた。当選人数は減るであろうが大量の裏金議員が戻ってきてしまう。経済政策はまだアベノミクスの継承である。いくら何でも酷すぎる。結局自民党はいつでも自民党でありワクチンの効き難い新株ウィルスに石破茂も感染しただけに過ぎない。支持率は選挙まで下がり続けるであろう。政権交代が興るところまで落ち込むとは思えないが議席数は減るはずである。党中枢はそこまで読んでの石破政権であると考えたほうが妥当である。支持率下がって議席数減らせば石破の責任にして首を挿げ替えればよい。友達のいない石破茂など使い捨ての割りばしである。