青雲が抹香臭いのは許せるが暗雲は何やらきな臭い。岸田総理が連合の新年会に出席し挨拶をした。連合と自民党が急速に接近している。7月の参院選にもう暗雲が立ち込めている。連合は共産党と共闘する候補は支援しないと明言した。連合は経団連の下部組織になりつつある。傘下の組合員数が減少にある事に起因しているのだが芳野友子会長になってからその傾向が顕著である。立憲民主党首脳部は腹を括ってもらいたい。少なくとも国民政党である。大きな組織とはいえ一組合連合の親分の顔色を伺っているようでは情けない。衆議院選挙でも共産党との共闘で当選した議員がいたはずである。野合でないことを今回も示す義務がある。それでなければ浮動票は大方逃げていく。そうなれば自民と維新の思うつぼである。フランスの大統領候補に極右のエリック・ゼムール氏が名乗りを上げた。「移民を拒否し続けた日本がモデルである」と公言している。
日本は選挙はあるものの期限付きの独裁政治とほとんど変わりない領域になりつつある。