キタサンショウウオと太陽光発電

三浦瑠璃とトライベイキャピタルの詐欺事件はその後目立った動きがない。東京地検は五輪談合事件の摘発で手が回らないのかもしれない。この太陽光発電詐欺事件の話を聞いた時何れ北海道に飛び火してくるかもしれないと思っていた。誰が考えても北海道には広大な原野が存在するからだ。釧路湿原国立公園の周辺に12の大型施設されていることが分かった。ここは絶滅危惧種のキタサンショウウオの生息地である。開発が急速に進んだのは再生エネルギー固定価格買い取り制度が導入された12年からである。以前にも書いたが技術が進歩すれば値段が安くなる。だから初期認可されたものが高価値になる。これは再生エネルギーに前向きだは無かった国が制度の建付けを真剣に考えてこなかった付けである。釧路市も同様である。2万キロワット以下の事業は規制が少ない。環境に配慮した建設をお願いする程度である。転売を目的とする土地ころがし業者にそんなお願いに貸す耳は持たない。釧路市は大切な観光資源をなくすことになるかもしれない。キタサンショウオが突然変異でゴジラの様な怪物にならないことを祈る。