成長戦略会議での三浦瑠璃氏の発言内容がその議事録で明らかになってきた。9割が業界よりの内容で、業界からの要望書もある。三浦瑠璃氏を抜擢したのは菅前総理で夫の会社トライベイキャピタルと関係あることも知った上での選択である。ここで新たな疑惑が発生するのである。政府関係の諮問委員会に加入すると資格はみなし公務員となる。それは五輪汚職の元電通社員高橋治之容疑者の立場と同じだ。すると成長戦略会議での発言が業者への利益誘導の贈収賄の可能性も出てくるというのである。そもそも三浦瑠璃氏がいつからテレビに顔を出すようになったのか。それは2004年自民党外交論文コンテストで総裁賞を取ってからの事になる。A4、4枚の作文である。てにおはの間違いやらミスタッチもあり明らかに読み直していないやっつけ仕事でジャーナリストの間ではひどく評判が悪い。中身も日本の生きざま、日本の理想、アジアの中心にいなければならない。・・・・など空語で満たされているが自民党のある勢力好みの内容ではある。その時の幹事長は安倍晋三で偉く感動したとの発言が残っていた。
3・11以降再生可能エネルギーへの転換の機運も高まった。政府はFIT固定価格買い取り制度を導入し競争可能にするため補助金を出した。電力会社が買い取り。国民の税金である再エネ賦課金で付けを国民に回した。再生可能エネルギーは技術の進歩により年々価格は下がる。しかし買取価格は契約時のものなので利ザヤが発生する。目敏い業者は事業権を転売し暴利をむさぼる。日本は再生エネルギーに関しては後発であったのにもかかわらず先進の国の法の建付問題を学習しなかった。土地取得していなくとも認可するなど法律の瑕疵が存在する。土地保有を義務付け、周辺住民の同意も義務づけたが転売の旨味は無くならない。トライベイキャピタルの裁判沙汰もこの辺のごたごたから発生している。太陽光発電は広い土地を必要とする。そこにはバブル期の土地ころがしの様な利権の巣窟となっている。東京地検の家宅捜査が入って数日たつがまだ逮捕の話は聞かない。おかしな話である。五輪汚職で動きが有って忙しいという事実もあるが特捜の本丸は大物政治家S氏で慎重に進めているとの噂もある。