ここ最近、ミュージシャンが店に来た時の挨拶は「寒いですね」が定番である。確かに寒い。1週間で2回も水道が凍結した。幸い厨房だけは免れているので何とか営業だけは出来ている。店の存立危機事態であるが国も同様の存立危機事態である。水道管は春になれば溶けるしミサイルが飛んでくれば水道管だけでなく国も溶ける。
通常国会開催中であるが防衛問題の議論が全く深まらない。そもそも台湾有事とは何か・・・。台湾を巡る中国とアメリカの軍事衝突の危険である。安倍総理時代「台湾有事は日本有事です」と言って安保法制の解釈を勝手に変更してしまった。同盟国の船舶が攻撃されたとき黙って見過ごしてよいのか・・・と言って白馬に跨って駆けつける約束をしてしまった。ところが最近は一歩踏み込みやられる前にやっちゃいましょうという風潮になっている。沖縄には着々とミサイル配備の準備が進められている。横浜にも揚陸艦の基地が作られようとしている。アメリカの軍事シンクタンクのシミュレーションが報告されている。日本の被害死者数万、航空機の損害数千基。死者の数字に民間人は入っていない。自衛隊員の死者である。航空機の損害は空中戦での損失ではない。基地にある航空機がミサイルで破壊される数字である。日本の基地にミサイルが飛んでくるのである。嘉手納に岩国に横田にひょっとしたら千歳にも。防衛費の予算は43兆円である。どういった時にトマホークの発射スイッチを押すのかは手の内にを明かすと言って明言を避ける。そもそも軍備を増強することが抑止力につながるのか。曲がりなりにも日本は戦後70年一度も戦争に巻き込まれていない。専守防衛という基本理念が憲法で保障されていたからだ。アジアの近隣国も日本はそういう国という評価を下していた。日本は世界で3番目の軍事大国になろうとしている。中国の日本を見る目も変わるのもやむを得ない。防衛力と外交は両輪である。岸田総理もそういう発言をしている。だが実情は一切していない。中国との間には田中角栄が結んだ日中友好条約が有る。北京政府が唯一の政府と認めている。台湾も今のままでいいと思っている国民が多い。なのに何故寝ている子を起こすのか全く分からない。ウクライナ情勢に置き換えてみる。ドンバス地域がウクライナから独立しようと企てる。ロシアが軍事介入する。ロシアがベラルーシにお前も手伝えと急かす。ベラルーシは反撃能力をかざしキーウにミサイルを撃ち込む。ウクライナが中国でロシアがアメリカ、ベラルーシが日本と見立てる。世界にはどう見えて日本がいかに馬鹿げたことに首を突っ込もうとしているかが分かるというものだ。
