菅官房長官が出馬声明を出した後NHKは自民党有力三派閥の長が菅氏推薦の共同会見を中継していた。公共の電波を使って特定勢力の宣伝に寄与することは公共放送の役割を逸脱している。このマスコミを家僕に貶めた功績は菅官房長官にある。記者会見の形骸化を主導したのも菅官房長官だ。書き譜のソロをするjazzミュージシャンよりたちが悪い。自民党の党員選挙は行われない。総理は決まったようなものだ。石橋と岸田氏は次回の候補に残れるように二番手争いに参加している。だがその有効性は菅氏の出方にかかっている。中継ぎ内閣にするか独自路線を打ち出すかだ。焦点は麻生財務大臣の処遇である。留任させれば他の大臣もほぼ「居抜き」で総理と官房長官が変わっただけになるかもしれない。だが独自路線を目指すとなると麻生副総理を切り人気の小泉進次郎、河野太郎を入閣させ目玉に息の合う橋下徹も就任させるかもしれない。マスコミ、霞が関を手なずけた実力者である。安倍総理を上回る独裁者になる可能性がある。どちらに転んでも国民はますます分断されていく。安倍総理は病気で退陣したことになっている。勿論病気ではあったのだろう。だが退陣に追い込んだのはSNS等で声を上げた国民である。政権中枢もマスコミもそれを認めない。寝てる子を起こさないようにするためだ。
後者のシミュレーションになった場合選挙は早まり足並みのそろわない野党をしり目に選挙に圧勝するかもしれない。
前門の虎肛門の糞と呼ぶにふさわしい。
Born to be wild ♪