選挙の行方 その6

東京選挙区の事である。自民党公認でおニャン子の生稲晃子と元ビーチバレーボール選手の朝日健太郎候補が出馬している。元の生業を揶揄する気はない。コロナ対応の緩和についての質問があった。二人の回答が一字一句に近い所まで同じであった。多分自民党本部の模範解答があるのだろう。それにしても自分の頭で文面を変えるくらいの知恵はないのだろうか。カンニングギャグを思い出す。答えのみならず名前まで写してしまう落ちだ。もう一つは「わかりません」「私も判りません」と言う落ちだ。こういう案山子候補を擁立する自民党に政権を委ねていいのだろうか。東京では山本太郎候補、共産党山添拓候補も出馬してこの二人の自民党候補の後塵を拝している。ヤマハの教則本をそのまま演奏する発表会を楽しいと思う音楽フアンがいるとしたらそれは「お友達内閣」の一員である