国会が大荒れである。国旗損壊罪という愚策を数の勢いで衆院を通過させてしまった。その場に野党はいない。元々外国の国旗を侮辱する目的で傷つけると外交問題に発展する可能性が有るという意味で制定された法律である。自国の国旗については国旗損壊罪には該当せず器物損壊罪か窃盗罪で十分対応可能であったはずである。なぜこんなこんな法律を物価高の猫の手も借りたいときに制定するのか・・・・。不特定多数のいる場所で人に著しく不快感や嫌悪感を与えるような方法で国旗を破る蹴る犯す等の行為をした者を処罰する為とある。国旗に象徴される愛国心と言う信条にかかわる問題を計る踏み絵に利用され憲法違反の可能性もある。不快感、嫌悪感と言う曖昧な感情的な基準で処罰されるどうか決まってしまう。これを取り締まるのは末端の警官である。恣意的な運用で使われるのが目に見えている。例えば市民運動のデモで国旗の扱いが不味かった場合も処罰の対象となり得る。まあ・・・危ない行為はやめておくかという市民運動を抑制する効果もある。芸術行為に関しては除外とあるがこれも怪しい。大体どこまでが芸術か・・・・マルセル・デシャンの便器を陳列するのは芸術行為か・・・そこに日本国旗を干すように掛けたとしたらどうなるか。馬鹿げた議論がとめどもなく出てくるはずである。お子様ランチの国旗は除外とあるがとんかつ定食に立てたら法に抵触するのか。これが中華丼だとするとかなり微妙なはずである。書いているだけで馬鹿らしくなってくる。
余談
高校一年の時大雪青年の家で宿泊研修があった。朝は体育館に集められ国旗掲揚から始まる。その国旗を隠した若きチェ・ゲバラがいた。当然ながら夜全員集められ罪は問わないから返しておくように・・・との訓示があった。勿論その国旗は二度と掲揚されることはなかった。[killing me softly]
を口ずさんでいる奴がいた。隠し場所が分かった。
炉端・フラッグ
