As time goes by 日記 7月8日 金利と大学生活

先日長期金利が2%に上がった。住宅ローンを変動金利で組んでいる人間にとっては返済額が何百万も増えてくることになる。これが社会人だけではなく学生にも影響している。奨学金を貰っている学生の返済額もこれに連動して増えることになる。卒業した途端何百万の負債を抱えて社会人のスタートを切るのはストレスが溜まる。就活も楽に返済ができる所謂コスパの良い企業が選ばれる。そういった基準で社会が回っていくことに学生時代から慣らされる。
奨学金が有償になったのは小泉政権時、竹中平蔵の音頭で採用された政策である。理由は返済をしない学生がいると言う事であったがその割合は1%前後であった筈である。生活保護費を削る理由と同じである。育英会の奨学金は教育、研究関係の特定業種にある年数従事すれば返済を免除された。その事が教育研究の分野の質を高める事にも貢献していた。
lazyでは学割2000円で東京のミュージシャンのライブも開放しているが参加する学生は年々少なくなっている。遠い親戚より近くの他人・・・と言う事なのかもしれないが学生のライブには来る。それも先輩、後輩よりも同期生を優先しているようだ。音楽に限らず伝統、技術が年目もっと大きく世代を超えて継承される事が真の保守主義と考える。そもそも金額の問題だけではなく学生は忙しいと言う事もある。まず学費が高い。生活費も高騰している。多分親の仕送りだけでは足りないのであろう。複数のバイトを掛け持ちしている学生も多い。国立大学の学費は54万、入学金26万初年度80万をポンと出せる家庭はそんなに多くはない。まして私学なら何をか言わんかな・・・である。僕の時代は学費4万だったと思う。その前の団塊の世代学費は1万だった。時代は高度成長期、バイトも腐るほどあった。上京しバイトをしながら学費も払える時代であった。親の意向を気にせず進路を選択できた。金が有って暇な学生ほど強いものはいない。学生運動もあったが文化的にも音楽、文学、演劇どの分野でも百花繚乱状態であった。こういう傾向を産業界は喜ばない。まず学生が暇でなくなるように学費を上げた。