熊本地震の被災地を訪れた高市総理の動画が物議を醸しだしている。SNSではヘリコプターから祈りを捧げる高市総理の姿が切り取られ非難轟々である。そこだけ見ていても何をそんなに怒っているのか当初分からなかった。全編見た。と言っても高々2分程度である。見終わった印象はハリウッド映画の予告編、あるいはナチスの宣伝映画をとったレニ・リーフンシュタールのプロパガンダ映画を彷彿させる。女優高市早苗の凛々しさをクローズアップできるように色々な映画技術が駆使されている。カット割り、照明、ヘァーメイク、音の被せ方などなど。被災地熊本は完全に単なるロケ地として扱われている。福島震災時に被災者から罵声を浴びせられる菅総理の様なカットはない。避難所は前日に綺麗に清掃され豊富な支援物資は整然と並べられている。そこを視察する高市総理・・・。そこに出演する被災者は5人。その一人が総理に「至れり尽くせり」と謝辞を述べている。そのカットは被災者の目線と言う程で総理を写している。その老人はクーラーの利いた部屋で総理が来るまでの30分ほど新聞を読みながら待っていたと独立系メディアに抜かれている。被災者の切実な声はどこにも出てこないし瓦礫の山も写されていない。ご当地の職員と懇談する時或いは見送りを受けるときはアングルが明らかに上から目線である。撮影は映画機材で行われておりプロがとっている。これは政府広報でであり税金で賄われている。蓮舫議員はこの動画にいくらつぎ込まれたか国会で追及すると言っている。
