メディア報道から見た日米首脳会談

それはワシントンに降り立った高市総理の映像スナップショットから始まる。手を振る高市総理の姿を捉えている。ネット上ではそれを後ろから取っているショットが出回っている。手を振っている先には誰もいない。政府関係者と思われる数人が確認できるだけで米国政府関係者もメディアも来ていない。ここからもうやってる感を演出している。この費用来年度には10倍に跳ね上がる政府広報費73億で賄われている。二日後習近平国家主席が到着した時には国賓待遇の扱いで空港にてトランプ大統領自ら出迎えている。これは異例の事である。そもそもこの会談の目的は何か。米中首脳会談の前に日米首脳会談を行い米中関係に楔を打つために無理やりつくられた機会である。そのため会談時間も35分と極めて短い。高市総理は内閣改造の話をしている。トランプは何の興味も示していない。その後な話に移りましょうと告げるとき随行した通訳は記者の退出をお願いしますと超訳を行った。米国側からは笑が起きた。トランプは現在気に入らないメディア2社を出禁にしメディアユニオンと揉めているからである。高市総理はICC問題はじめ記者には質問されたくないからでもある。この間高市総理はドナルド、ドナルドとファーストネイムで呼びかけるがトランプ大統領は日本の総理としか呼ばない。まだ名前を憶えていないようだ。覚える気もないのかもしれない。だが日本の大手マスメディアはいつものⅡⅤフレーズ良好な関係を確認したとしか報道しない。この後の国連総会で高市総理も演説しているが殆ど聞く人間が居ない。その閑古鳥が鳴く状況を隠すような映像アングルが選ばれている。高市総理は演説の中で敵国条項の削除について言及している。何でこのタイミングなのだ。それをあざ笑うかのようにその翌日の米中首脳会談、トランプ大統領は先の大戦で義勇飛行隊「フライングタイガー」のエピソードを持ち出し米中で協力したと発言した。その相手国は勿論日本である。習近平国家主席はそれに呼応するかのように米中はファシストによる侵略に対し肩を並べて戦ったと発言している。ファシストとは日本の事を指している。日本政府は米国が支援したのは蔣介石政権であって現在の中国政府ではないと反論しているが両政権が国共合作で日本に対抗した史実が隠蔽されている。マスコミも政府見解を垂れ流している。高市総理は完全に梯子を外された形になっている。これは中国側が演出したシナリオでトランプはそのシナリオを演じているに過ぎない。この種を蒔いたのは昨年の高市総理の台湾有事発言である。外交の舞台でも日本はどんどん端役に追いやられているが大手マスコミはその事は報じない。購読者数が激減しているので政府のヨイショ記事で少ない購読者をつなぎ止めようと必死である。小さなエピソードであるが中国から米国にパンダが送られる。普通名前は送られた国が命名する。「リンリン」「ランラン」とかである。だがこのパンダには予め名前がつけられている。「平平」へいへいではなく「ピンピン」と読むらしい。これは明らかに習近平を意識している。
我々の年代になるとピンピンコロリと人生を終えたいと思うが今の日本もここ30年でそれに近い死に方に近づいている。